増えていくサーバーを効率的に監視する方法 ①

x86サーバーを監視、管理するとき、みなさんはどのような方法をお使いですか?
お持ちのサーバー台数が1台、2台、と少ない場合はそれぞれのサーバー管理用インターフェースを利用してサーバーの稼働状況を把握されているかもしれません。
もしくは、何十台とサーバーをお持ちの場合は、監視したいサーバーにそれぞれエージェントと言われるモジュールを導入し、
そのエージェントが発信してくる情報を専用のソフトウェアで集約しているかもしれません。
いずれも有効な方法ですが、そういった日々の運用管理を手間がかかると考えていらっしゃる運用管理者の方は多いのではないでしょうか。

なぜサーバー管理に手間をかけないために導入する管理ソフトウェアに「手間がかかる」のか、そこにはふたつの要因があります。

【1台ならいいけれど、サーバーが増えると手間がかかる】
サーバー機器は通常、単体でも監視や管理のための機能を提供しています。このサーバーに搭載された運用管理機能は、サーバー内の異常を監視し、何かあった際にはそれを表示したり、通知したりします。これはサーバーの監視や管理には必要不可欠な機能なのですが、これだけでは不十分です。
一般的にサーバー単体の運用管理機能からの情報取得は、サーバーごとのWEBブラウザーにアクセスするか、個々のサーバーにメールアドレスを設定し何かあったときに自動的に送信してもらう方法を取っています。面倒を見なければいけないサーバーが1台、2台程度ならまだいいですが、サーバーが何十台となる場合、どのような運用になるか想像に難くないですね。
これが、サーバーの監視や管理に「手間がかかる」と感じるひとつめの要因です。

サーバー管理ソフトウェアはこの何十台もサーバーがある場合の情報の一元化を行い、「手間がかかる」要因を排除するための手段です。ですが、管理ソフトウェアの導入もこれまた「手間がかかる」ことが多いのです。

【そもそも管理ソフトウェアの導入に手間がかかる】
管理ソフトウェアは「管理サーバー」と「管理エージェント」が対になる構成が多く見受けられます。管理されるサーバーにエージェントを導入し、管理サーバーでエージェント経由の情報を取得する形式です。
この、「エージェントの導入」が手間がかかるふたつめの要因です。

管理対象が増えれば増えるほどエージェント導入作業は膨大になっていきます。加えて、サーバーの世代ごとにサポートされるエージェントのバージョンが違うと、新しいサーバーを導入するたびに全サーバーのエージェントのバージョンアップを行わなければいけなくなります。管理ソフトウェアは定常稼動状態であれば非常に便利なツールですが、その定常状態にもっていくまでに手間がかかってしまうのです。


【手間のかからないサーバー管理のために】

ふたつの手間のおさらいをしましょう。
・何十台もサーバーがあると、全部の情報を網羅するのに手間がかかる
・管理ソフトウェアを入れる場合も、エージェントの導入が必要だと手間がかかる

この、ふたつの手間のハードルを乗り越えるためには、エージェントを入れなくても何十台ものサーバーの情報をまとめられる管理ツールが必要です。エージェントに頼らない管理は、構築時の時間短縮を可能にするだけではなく、サーバーを追加するたびにやむを得ず行っていた全サーバーのエージェント更新の労力もかからなくなります。

レノボがx86サーバー用に提供している管理ソフトウェアXClarity Administratorはエージェントの導入のいらない構成で、最大560台のサーバーの管理を一つの画面から行っていただくことができます。
実際に、このエージェント不要の管理ツールを導入した場合、管理ツールがない場合と比較して95%もの「手間」の削減ができた、というデータがあります。

レノボのサーバー管理ソフトウェア「Lenoxo XClarity Administrator」を使用した比較

更に、管理ソフトウェアにもそれぞれの「得意技」があります。アプリケーションのパフォーマンスを見るにはそのためのツール、仮想化環境で使用するならそのためのツール、サーバーの障害を監視するためにはそのためのツール…実際の運用環境は管理ツールが層になっていることがほとんどです。
いろいろと導入してみたけれど、結局どもツールも同じ機能だった…ということのないように、この層ごとに役割を明確化し機能の重複なく構築していきたいですね。